
当社は魚肉を原料とする「かまぼこ」を作っておりますが、全国各地でかまぼこが生産され、昭和55年頃の最盛期には全国で3,000社以上 約100万トン生産されておりましたが、ほとんどのかまぼこ屋さんの業態は10人以下の家内企業であり、後継者不足や大手水産会社の参入、また外国等で生産が盛んになるにつけて、廃業された方も多くなり、現在では1,300社60万トン前後でやや成熟期に入っているものと思われます。 当社の位置は製造規模で全国約50位、一応県内最大で、渦巻かまぼこや細工かまぼこが生産されています。 これからのかまぼこは県外のものと異なり、板付かまぼこではなく、昆布を利用して巻き上げたり、また細工かまぼこのデコレーション技術は高く、その製法は富山独特のものであります。当社は1942年(昭和17年)に富山市の明治、大正期よりかまぼこ作りを営んでいた、個人商店が国の政策により合同、当時陸軍省に携行用乾燥かまぼこを納入、終戦から昭和44年まで市の中心地八人町で、昭和44年〜平成7年2月まで問屋センターにて生産、平成7年3月に当地水橋団地に新設移転、同時に見学ホールU-mei館を開設致しました。
■ 敷地面積 約12,000平米 ■ 延床面積 5,300平米 ■ 日産最大能力 8t 約60,000本
■ 日産平均生産高 5t 約35,000本 ■ 年間生産高 1,800t 約10,000,000本
■ 売上高 年商約12億円 ■ 資本金 6,000万円 ■ 従業員 65名
かまぼこが初めて日本の文献にあらわれたのが、平安時代(1,115年)であり江戸時代の末期にはその製法が完成されていたものと思われます。当見学ホールU−mei館では明治・大正時代の製法や様子を人形にて、またビデオやパネルにて当時の結婚式のお料理かまぼこを再現してあります。
ここにあります石臼や杵は約70-80年前のもので、石臼は土に半分埋め、周りから杵でついて使用したものであり、富山に現存はこれ一組のみと思われます。原料は昔は近海のもの(アジ、ニギス、カマス、ヒラメ、マダラ)を使用しましたが、鉄道の開通と共に以西底引のグチや北海道よりホッケが主流となり、昭和40年頃に冷凍スリ身が開発され、現在ではアメリカやロシアよりスケソウダラ、アルゼンチンより南ダラ、ニュージーランドよりホキ、マレーシアよりグチ、タイ国よりキントキダイやイトヨリダイが冷凍すり身となって日本に入ってきます。弊社では、それらの輸入冷凍すり身と富山県の特徴と味を吟味するため、トビ魚やシイラ、ニギス等近海ものを混合して使用し、より一層の美味しさを追及しております。
弊社では、産、官、学共同研究事業として魚醤油を開発、かまぼこへの天然調味料として使用、安全、安心の商品作りに取り組んでいるところであります。また、高齢者を対象とした介護用蒲鉾「メルティ」を共同開発して販売の裾野を広げております。新分野として、昆布エキスから美容液LIFTYモイスチャージェルを開発、姉妹品のミルキークリーム、スキンピュアラソープとともに発売を開始いたしました。
| 昭和17年 4月 | 富山市内の蒲鉾業者が合同し、富山蒲鉾製造販売所開業 国策による企業合同 |
| 昭和19年 2月 | 佐々木権次郎、住吉仙太郎他32名の出資17万円で日本糧秣株式会社設立 陸軍省の委託による携行用乾燥蒲鉾開発、名古屋陸軍省に3トン納入後終戦 |
| 昭和20年 1月 | 焦土より立ち上がり富山市八人町で生産開始 設立登記日 |
| 昭和25年 1月 | 富山蒲鉾株式会社に社名変更 トレードマーク ウメカマ |
| 昭和27年 2月 | 県外出荷開始 資本金100万円増資 |
| 昭和29年11月 | 別撰 昆布巻蒲鉾 農林大臣賞受賞 全国蒲鉾品評会 |
| 昭和37年 9月 | 資本金1000万円 全国初の真空包装かまぼこ販売、販売先の全国化が始まる |
| 昭和39年11月 | 第17回蒲鉾品評会において細工蒲鉾 栄誉大賞受賞 |
| 昭和41年11月 | 資本金2000万円に増資 |
| 昭和43年 8月 | 富山蒲鉾株式会社の販売部門を分離 株式会社 梅かま を設立 資本金1000万円 |
| 昭和44年10月 | 問屋団地内に株式会社 梅 か ま 新社屋完成 1,238.67u(374.7坪) |
| 昭和44年12月 | 問屋団地内に工場建設着工(富山蒲鉾) |
| 昭和47年 | 昆布糊付機考案 |
| 昭和49年10月 | 滅菌室増設 |
| 昭和52年11月 | 水産庁長官賞 全国蒲鉾品評会 細工部門 |
| 昭和53年12月 | 第二工場建設 |
| 昭和57年4月 | 冷凍庫設置 |
| 昭和58年10月 | 高速蒲鉾巻機自社考案稼動 |
| 昭和62年6月 | 第一工場増設 |
| 平成2年1月 | うお蒲6本入 農林水産大臣賞受賞 全国観光土産品審査会(公正取引委員会) |
| 平成5年12月 | 農林水産省食品流通局長賞 設備 |
| 平成6年10月 | 別撰 赤巻蒲鉾 農林水産大臣賞受賞 全国蒲鉾品評会 |
| 平成7年2月 | 富山市水橋肘崎に新工場完成 |
| 平成7年4月 | 見学ホール U−mei館完成 観光バス対応 |
| 平成 8年12月 | 海藻製品研究所増設 |
| 平成 9年 3月 | 海藻製品シー・ヌードル発売 |
| 平成12年10月 | 富山県食品研究所と共同研究 海藻パック開発 |
| 平成12年11月 | 農林水産大臣賞(流通功労部門) 田代秋夫 マイスター称号 |
| 平成14年4月 | 産、官、学にて共同研究 魚醤油開発(マリノフォーラム事業) |
| 平成16年4月 | デリ・ライスバー開発、販売 |
| 平成17年2月 | 魚醤油 農林水産大臣賞受賞 第26回食品産業優良企業等表彰の開発部門にて |
| 平成19年4月 | 潟泣oンシュ、セキひふ科クリニックとの共同開発により濃縮昆布エキスを使った 美容液LIFTY モイスチャージェルを発売 http://www.lifty.jp |
| 平成19年8月 | 介護用蒲鉾 メルティ を開発 |
| 平成20年1月 | 「富山蒲鉾株式会社」と「株式会社梅かま」を統合 |
