富山のかまぼこは梅かまへ:かまぼこの忘れられないおいしさを届けて幾世代 さらに あなたへ あしたへ

富山の名産かまぼこ。豊かな自然にはぐくまれた新鮮な海の幸をベースに、老舗の秘伝の技から生まれる極上の味わい。
梅かまのかまぼこにかける心いきと、これからも大切にしてゆきたい豊かな味をお届けいたします。
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かまぼこの歴史 なぜ 富山のかまぼこは巻いてある?

普通かまぼこは、板付きかまぼこといって板の上に身がのってます。 しかし富山のかまぼこは、昆布や赤い皮で巻き上げられております。 これは、かつて富山が北前船の主要中継地であった為、昆布の集散地となり昆布の食文化が根付いたことに由来します。
昆布にかまぼこのすり身をのせ、昆布の味が均等にゆきわたる様に渦巻き状に巻き上げ、巻き上げることにより昆布の素材が有効に活用され、板を必要としない富山独特のかまぼことなりました。
昆布や赤い皮で巻くことによって、美味しさに加え、見た目の楽しさも味わってもらえるよう特別に工夫されたデザインで、食卓を楽しく賑わしております。巻かまぼこは新鮮な風味を巻き込み保ち、季節を問わずご愛用頂ける最高の海の恵であり、富山名産の代名詞でもあります。

かまぼこ その名の由来

かまぼこ その名の由来
かまぼこの起源は、遠く神功皇后の昔(西暦260年頃?)に遡ると伝えられております。神功皇后が生田の杜(今の神戸の辺り)で、旅の道すがらに、魚肉のすり潰したものを矛(ほこ)(槍に似た当時の武具)の矛先に塗りつけて焼いて食べたのが始まりとされているのです。そしてその形が蒲(がま)の穂に似ていることから、蒲(がま)穂子(ほこ)(蒲矛)が訛って「かまぼこ」になったとされてます。 穂先に巻いて焼いたかまぼこって何か連想しませんか?  そう!ちくわです。ちくわの様なものがかまぼこの祖先だったと考えられております。

 

 

 

 

 

 

 

かまぼこ その歴史と伝統

当初、富山のかまぼこは、地元産の新鮮な原料が比較的多く使われて来たことや、当地方の嗜好が色つや等よりも味が重視されていたことから、他の地方の様に製造過程における魚肉の水さらしを行う必要がなかった為(行っても短時間)、色はやや黒味が強いものの、魚の旨みがあり味がよいのが特徴でした。
 このうち、昆布巻は全国的に特に有名で、珍しいかまぼことして知られていますが、県内で多く造られる様になったのは、当地は鉄道の開通するはるか以前から、海上(北前船)による北海道との交流が盛んであった為、早くから昆布の入荷があり、消費も盛んになる等、昆布の食文化が定着していたことによるものと思われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

伝統の細工かまぼこ

富山県は祝儀用に細工かまぼこが使われることが多く、結納、結婚披露、打ち上げの祝宴のほか、住居新築の上棟や落成、法会の行事などにたくさん使用されています。特に結婚披露宴では、県内のほとんどの地域で細工かまぼこが使用されています。  祝儀用細工かまぼこ祝儀用かまぼこは全国でも群を抜く生産県で、そのデコレーション技術は高く、結納、結婚式などのお祝いごとになくてはならないもので、目出度さを親戚、友人、隣近所へかまぼこを切ってお裾分け(お福分け)する習慣があり、かなり大型の細工かまぼこによる篭盛りもできます。 富山の細工かまぼこは、型で抜いたかまぼこの表面にへらで色付けをしたり、搾り出し(ケーキの模様を付けるようなもの)で模様を描いて行きます。 大鯛など一人で描けるようになるまでは10年はかかると言う業仕事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昔のかまぼこ作り

昔のかまぼこ作り@魚を仕入れる

A魚を洗って魚の頭や内臓を取る。

B身を落して水に晒(さら)す。

C脱水する。

D石臼で地搗(つ)きする。

E調味料、でんぷん、食塩などを添加。

F蒲鉾の型にし蒸し器で蒸す。

G冷ましてから店頭に並べる⇒お客様の元へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

江戸時代のコンブロード

昆布ロード北海道の昆布を運んだ北前船の航路はコンブロードと呼ばれました。
特に薩摩藩に運ばれた昆布は琉球 沖縄 を経由して中国に輸出され 、代りに中国から大量の漢方薬が輸入された。これが富山の薬売りの手に渡ってきたと考えられています。富山の薬とかまぼこの歴史がコンブロードによって一つに結び付くのです。

 

【出典】

北国新聞社刊  塩照夫 著

昆布を運んだ北前船


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